2008年05月21日

太陽系を回っている惑星の中で、一番熱い惑星は、なんという惑星でしょう?

 さて質問です。

 太陽系を回っている惑星の中で、一番熱い惑星は、なんという惑星でしょう?

「太陽に一番近い水星ではないですか?」
「ブーッ!」
「え? 違うんですか?」
「答えは金星です。太陽に近い水星よりも、太陽から遠い金星の方が熱いんです」
「どうしてですか?」
「大量の二酸化炭素による温暖化によって、水星より熱いんですよ」
「ほお・・・・」
「かっての地球も同じだったようです。けれど生命が誕生し、二酸化炭素が石灰岩として地底に固定されたために、現在の地球になったといわれています。逆にいいますと、地球に生命が誕生していなければ、金星のような姿になっていた、という仮説もあります」
「・・・・」

 この説によりますと、地球では海が形成されたため、そこに二酸化炭素が溶け込みました。二酸化炭素はさらに炭酸塩として岩石に組み込まれ、地球大気中から二酸化炭素が取り除かれました。けれど生命が誕生し、微生物によって二酸化炭素の吸収及び固定が進まなければ、海が形成されたとしても、温室効果のため後に蒸発し消滅した可能性があります。

 その結果、海中ならびに岩石中の二酸化炭素が再び放出され、金星のような大気になっていたとも考えられます。

 さらに生命がなければ植物による光合成も起こり得ませんでした。結果、大気中に酸素が放出される事もありませんので、地球上に於いて冷却効果による寒冷化は起こりませんでした。もちろん、オゾン層も形成されないので陸上に生命が進出する事もありませんでした。

Venus-01.jpg

 二酸化炭素の固定に伴う大気中の二酸化炭素の減少は、多細胞生物が出現する古生代に活発になります。が、生命が地球上にいなければ、このような変化は起こりえませんでした。それどころか、現在に至るまで、金星のような大気を持ったまま何の変化も起こらなかった事も考えられます。このように、生命誕生がなければ、金星と地球はほぼ同じ姿になっていたとも考えられています。
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2008年05月18日

金星について

金星は、太陽系の第二番の惑星です。
大きさと重さは地球と、ほぼ同じです。
太陽、月の次に明るい天体です。
夕方や夜明けによく目立つので、宵の明星、明けの明星ともよばれています。

また金星には衛星(月のこと)はありません。1983年に金星に着陸したベネラ15号、16号の観測によれば、表面温度は470℃、気圧は90気圧にも達することがわかっています。膨大な量の二酸化炭素によって温室効果が生じ、地表温度の平均で400℃、上限では 500℃に達しています。

この温室効果のため、金星の地表は太陽により近い水星の表面温度よりも高くなっています。ちなみに、かっての地球も同じであったようですが、地球は徐々に冷えていき、二酸化炭素が石灰岩として地底に固定されたために、現在の地球になったといわれています。でも、地球の石灰岩の全てが二酸化炭素になると、地球も70気圧以上になります。あと、地球では海があるために二酸化炭素が溶け込んだことも、地球の二酸化炭素を減らした原因になりました。

また、地球に生命が誕生していなければ、金星のような姿になっていた、という仮説もあります。
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2008年05月16日

太陽は、なぜ落ちてこないか?

太陽は、なぜ落ちてこないか?

古代インドでは、太陽は空飛ぶ馬車で引かれているために落ちないのだとという仮説がたてられました。

これは、とてもいい線をいってます。
例えば、月。月は地球を回ってますが、
もし回ってなかったら地球におっこちてきます。
人工衛星も同じです。
もし回ってなかったら地球におっこちてきます。

太陽も似たようなものですが、
ちょっと違うところは、
太陽ではなく、地球が太陽の回りを回っていることですね。
だから、太陽は落っこちてこない。

つづく
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2008年05月15日

空から太陽が落ちてこない?

「空から太陽が落ちてこないって? そんなの当たり前じゃん、古代人て馬鹿だなあ」

なんて思っていませんか?
思ってたら、あなたは古代人より非科学的ということになります。

古代人は、素晴らしい着眼点もってました。
なぜ、太陽が、
なぜ、月が、
なぜ、星が、
空から落ちてこないのかと。

こういった疑問をもち、落ちてこない事に対して
仮説をたてることこそ科学的な態度と言えます。
さて、古代人は、どのような仮説をたてたのでしょうか?

古代インドでは、太陽は空飛ぶ馬車で引かれているために落ちないのだとという仮説がたてられました。

エジプトでは、太陽は透明な空飛ぶ舟で移動しているという仮説がたてられました。

古代メソポタミアでは、空には透明なトンネルがあって、そこを太陽が通過しているという仮説がたてられました。

さて、どの仮説が、一番、正解に近いのでしょうか?

つづく
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2008年05月14日

古代人の考え方

古代人の考え方

 やっと春の星座についての解説が終わりましたので、こんどは、天文について述べてみようと思います。天文とは、天体や天文現象などの自然現象の観測、法則の発見などを行うことですが、この天文の歴史をさぐっていくと、面白い事実がわかります。

 まず、古代人の考え方から検証してみましょう。
 古代人にとって、一番不思議だったことは、

空から太陽が落ちてこない

 という素朴な疑問でした。
『どうして太陽は落ちてこないのであろうか?』
と考えたのです。


つづく
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2008年05月13日

星座を探すコツ

星座を探すコツ

 まず、探しやすい星座から覚えていくことです。

  北斗七星
  オリオン座
  夏の大三角
  カシオペア座

 この四つを覚えておけば、あとはたいていなんとかなります。その四つを基本に、探しやすい順番に星座を追っていくのです。何度も見ているうち、目指す星座がすぐに見つけられるようになります。

 春なら北斗七星をみつけます。その柄杓の柄の部分の曲線を延長していくと、牛飼い座のアークトゥルスがあり、さらに延長していくと、乙女座のスピカがあります。これを春の大曲線と言います。

 夏ならば、まず夏の大三角を見つけてみましょう。まず天の川を見つけます。それをまたいで明るい星が二つ見えますよね。そして、天の川の真ん中にも明るい星があります。これが夏の大三角。小さな三角形を想像してはいけません。中に北斗七星が入ってしまうくらいの大きな三角形です。暗い空なら三角形の中を天の川が流れているのがわかります。

 その三角のうちのてっぺんにあるのが織姫星。こと座のベガです。川をまたいで反対側にあるのが彦星。わし座のアルタイル。そしてもう一つの星ははくちょう座のデネブ。これで三つの星座の星を見つけたことになります。こんな感じで、次々と星座を見つけていくのです。
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2008年05月11日

星の明るさ

星の明るさ

 星の明るさにランクがあります。1等星・2等星と呼ばれているものです。これは「光度」とか「等級」と呼ばれるもので、肉眼で見える中でいちばん微かな光なのが6等星で、その100倍の明るさを持つのが1等星です。その間を明るさの順に、2等星、3等星、4等星、5等星としました。逆に6等星よりも暗い星は、7等星、8等星と、数字が大きくなっていきます。1等級違いますと、明るさは約2.5倍違います。

 シリウスは−1.5等星、金星は−4等星、満月は−12等星、太陽はなんと−27等星となります。肉眼で見える一番くらい星は6等星といいましたが、それは非常に条件がいい空でのことです。

 19世紀の天文学者ポグソンは、定量的に測定した場合、1等星と6等星は明るさの差がおよそ100倍であるという結果から、等級が5等級変化するごとに明るさが100倍になる、すなわち1等級が1001/5 ≒ 2.512倍に相当すると定義しました。現代でも等級にはこの定義が用いられています。

 これにより、それまで整数でしか表されなかった等級が1.2等星や3.5等星などと小数を使って表せることになりました。また、等級の値に0や負の数も取ることができるようになりました。全天で太陽の次に明るい恒星シリウスは-1.5等級です。

 また、ポグソンの元々の定義では等級の基準値として北極星を2.0等と定義していましたが、その後北極星が変光星であることが明らかになったため、こと座のベガを0等と定めました。現在では、定められた色フィルターで複数の基準星を撮影して得られた光度を基準にして等級を決定しています。
 
 
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しし座

しし座

 十二の苦行を行うことになった勇者ヘラクレス(ハーキュリーズ)の最初の冒険がこのネメアの谷の化け物ライオン(ネメアの獅子)の退治でした。ネメアの獅子とは、ネメアという谷に住み着き、人や家畜を襲いました。その獅子の皮は分厚く、さらにその皮膚の下に筋肉が変化して出来た甲羅があったと言います。

 ヘラクレスは矢を撃ち、次いで棍棒で殴ったが毛皮には傷一つつきませんでした。困ったヘラクレスは、その獅子の体を三日間も締め上げ、ようやく仕留められました。ヘラクレスの十二の冒険で殺された者はすべて星座になることになっていたので、化け物ライオンは天にあげられ星座(しし座)となったと言われています。

 ちなみにしし座には、多くの明るい恒星があります。ライオンの心臓とされるレグルス、デネボラ、アルギエバなどです。

 ライオンの頭とたてがみの部分に当たるレグルス、アルギエバから、ラス・エラセド・アウストラリスにかけては、特徴的な「?」形を裏返した星の並びを形成しており、「ししの大鎌」と呼ばれています。また、ライオンの後部の房を表していた部分は、独立してかみのけ座になりました。しし座には明るい銀河が、たくさんあります。

 古代バビロニア時代からある星座で、最も古くからある星座の一つらしいです。 ナイル川が毎年洪水を起こす夏の頃、太陽がこの星座にあったのでつけられました。古代エジプト人はライオンを崇拝していましたから。



つづく
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2008年05月10日

乙女座

乙女座 おとめ座

 おとめ座は農業の女神デメテルの姿で、デメテルにはペルセポネという一人娘がいました。しかしペルセポネが、死の国の王ハデスにさらわれてしまいました。娘を失ったデメテルは悲しみ、世界中の家畜は死に、草花は枯れ、作物は実らなくなってしまいました。

 これを知った大神ゼウスはハデスに使いを送り、ペルセポネを返すようにと説得しました。ハデスはこれを承諾しましたが、ペルセポネに4つのザクロの実を食べさせてしまったのです。地上へ帰ったペルセポネでしたが、ザクロの実を4つ食べたために、1年のうち4か月は死の国へ戻らなくてはならない身となっていました。この間、地上には冬が訪れるといいます。

 明るい1等星スピカは、春の夜に青白く輝く1等星。

 スピカとは「とがったもの」という意味で、女神が持った麦の穂先で輝いています。スパイクシューズのスパイクと同じ語源です。

 スピカは太陽のような1個の星ではありません。高性能な望遠鏡で見ると、明るいスピカから148秒離れて12等の暗い星が見えるそうです(実視連星)。次にスピカの光を分光器で詳しく調べると、4つの星からできていることがわかっているそうです(分光連星)。


 スピカを見つける簡単な方法は、北斗七星の取っ手の部分からうしかい座のアルクトゥルス(視等級0)までの長さを同じ分だけ伸ばした所にあります。この曲線を春の大曲線といいます。また、スピカはしし座のデネボラ、うしかい座のアークトゥルスとともに春の大三角形を形作っています。

 おとめ座の女神が持つ稲穂の先の位置にあり、スピカの名称もラテン語の穂先に由来する。その美しさから、日本では「真珠星」といわれてきました。うしかい座のアルクトゥールスとカップルとみて「春の夫婦星」とも呼ばれていました。中国では「角」と呼ばれています。スパイクとスピカは、同じ語源という説もあります。
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2008年05月09日

うしかい座

 うしかい座は春から初夏にかけて見られる、かなり大きな星座です。 星座の形は長細い五角形をしていて、その五角形が胴体で、両手を振り上げ犬を連れている巨人の姿が星図に描かれています。うしかい座は、牛飼いという名前ですが、古来から、猟犬(りょうけん座 )をひきつれて熊(おおぐま座 )を追っていく男の姿が描かれていました。

 ただし、誰の姿を描いた物かという神話は、はっきりしていません。ある伝説によれば、兄弟によって財産を奪われて追放され、世界中をさまよった男だともいいますし、おおぐま座を追う牛飼いだとされるがやはり由来ははっきりしていません。日本では、牧夫座(ぼくふざ、まきおざ)と呼ばれた時代がありました。

 うしかい座の目印は、何といってもオレンジ色をした1等星のアークトゥルスです。この星は実視等級-0.05等の赤色巨星で、全天で4番めに明るい星です。1等星といいながら本当は0等星ですから、他の1等星と比べても明るくてよく目につきます。アークトゥルスは春の大曲線から見つけることができます。この星は、おとめ座スピカ(α Virginis)、しし座のデネボラ(β Leonis)とともに、春の大三角形を形成します。

 アークトゥルスはギリシャ語では熊の番人という意味です。この意味からも、うしかい座は、おおぐま座の番人といわれる由来があるのでしょうね。ちなみに日本では麦刈りが始まる頃の夕暮れ時に天高く輝くので、麦星と呼ばれています。このアークトゥルスとおとめ座の1等星スピカは春の夫婦星とも呼ばれます。
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2008年05月07日

北斗七星(大熊座)

 春は、北斗七星(大熊座)が真上に見えます。

 北斗七星は大熊座の腰からしっぽにかけての部分にあたり、北極星探しの星列としても知られていますね。 星座としては全天で3番目に大きな星座で、北極星を含むこぐま座の回りをぐるぐる回っている形になります。

 森のニンフにカリストといういました。大神ゼウスがカリストに恋をし、二人の間にアルカスという男の子が生まれた。これを知ったゼウスの妻の女神ヘラは大変に怒り、カリストを熊にしてしまいました。

 やがてアルカスは立派な青年に成長した。ある日アルカスが獲物に向かって弓を引きました。ところが相手は熊にされた自分の母親カリストでした。これを見たゼウスは驚き、矢がカリストを射殺す前に、二人とも天にあげて星座にしました。母親カリストがおおぐま座、息子アルカスがこぐま座で、母は慕うように息子の周囲をぐるぐるまわります。

 また、北斗七星の柄のカーブをそのまま延ばして、うしかい座のアルクトゥルス、おとめ座のスピカをつなげてできる曲線を 『春の大曲線』 といいます。

 この星座は、古い時代から北極星の近くをまわる大きな星座として諸民族に注目され、 「北の大時計」などと呼ばれて季節や時間を知り、また北極星を指して方角を知るための重要な星となりました。

 北斗七星は、柄杓の形をしているため、それを意味する「斗」の名が付けられています。日本では四三の星とも呼ばれました。
posted by マネージャー at 08:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 星座の話(春) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする