2008年05月11日

星の明るさ

星の明るさ

 星の明るさにランクがあります。1等星・2等星と呼ばれているものです。これは「光度」とか「等級」と呼ばれるもので、肉眼で見える中でいちばん微かな光なのが6等星で、その100倍の明るさを持つのが1等星です。その間を明るさの順に、2等星、3等星、4等星、5等星としました。逆に6等星よりも暗い星は、7等星、8等星と、数字が大きくなっていきます。1等級違いますと、明るさは約2.5倍違います。

 シリウスは−1.5等星、金星は−4等星、満月は−12等星、太陽はなんと−27等星となります。肉眼で見える一番くらい星は6等星といいましたが、それは非常に条件がいい空でのことです。

 19世紀の天文学者ポグソンは、定量的に測定した場合、1等星と6等星は明るさの差がおよそ100倍であるという結果から、等級が5等級変化するごとに明るさが100倍になる、すなわち1等級が1001/5 ≒ 2.512倍に相当すると定義しました。現代でも等級にはこの定義が用いられています。

 これにより、それまで整数でしか表されなかった等級が1.2等星や3.5等星などと小数を使って表せることになりました。また、等級の値に0や負の数も取ることができるようになりました。全天で太陽の次に明るい恒星シリウスは-1.5等級です。

 また、ポグソンの元々の定義では等級の基準値として北極星を2.0等と定義していましたが、その後北極星が変光星であることが明らかになったため、こと座のベガを0等と定めました。現在では、定められた色フィルターで複数の基準星を撮影して得られた光度を基準にして等級を決定しています。
 
 
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しし座

しし座

 十二の苦行を行うことになった勇者ヘラクレス(ハーキュリーズ)の最初の冒険がこのネメアの谷の化け物ライオン(ネメアの獅子)の退治でした。ネメアの獅子とは、ネメアという谷に住み着き、人や家畜を襲いました。その獅子の皮は分厚く、さらにその皮膚の下に筋肉が変化して出来た甲羅があったと言います。

 ヘラクレスは矢を撃ち、次いで棍棒で殴ったが毛皮には傷一つつきませんでした。困ったヘラクレスは、その獅子の体を三日間も締め上げ、ようやく仕留められました。ヘラクレスの十二の冒険で殺された者はすべて星座になることになっていたので、化け物ライオンは天にあげられ星座(しし座)となったと言われています。

 ちなみにしし座には、多くの明るい恒星があります。ライオンの心臓とされるレグルス、デネボラ、アルギエバなどです。

 ライオンの頭とたてがみの部分に当たるレグルス、アルギエバから、ラス・エラセド・アウストラリスにかけては、特徴的な「?」形を裏返した星の並びを形成しており、「ししの大鎌」と呼ばれています。また、ライオンの後部の房を表していた部分は、独立してかみのけ座になりました。しし座には明るい銀河が、たくさんあります。

 古代バビロニア時代からある星座で、最も古くからある星座の一つらしいです。 ナイル川が毎年洪水を起こす夏の頃、太陽がこの星座にあったのでつけられました。古代エジプト人はライオンを崇拝していましたから。



つづく
posted by マネージャー at 08:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 星座の話(春) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする