春は、北斗七星(大熊座)が真上に見えます。
北斗七星は大熊座の腰からしっぽにかけての部分にあたり、北極星探しの星列としても知られていますね。 星座としては全天で3番目に大きな星座で、北極星を含むこぐま座の回りをぐるぐる回っている形になります。
森のニンフにカリストといういました。大神ゼウスがカリストに恋をし、二人の間にアルカスという男の子が生まれた。これを知ったゼウスの妻の女神ヘラは大変に怒り、カリストを熊にしてしまいました。
やがてアルカスは立派な青年に成長した。ある日アルカスが獲物に向かって弓を引きました。ところが相手は熊にされた自分の母親カリストでした。これを見たゼウスは驚き、矢がカリストを射殺す前に、二人とも天にあげて星座にしました。母親カリストがおおぐま座、息子アルカスがこぐま座で、母は慕うように息子の周囲をぐるぐるまわります。
また、北斗七星の柄のカーブをそのまま延ばして、うしかい座のアルクトゥルス、おとめ座のスピカをつなげてできる曲線を 『春の大曲線』 といいます。
この星座は、古い時代から北極星の近くをまわる大きな星座として諸民族に注目され、 「北の大時計」などと呼ばれて季節や時間を知り、また北極星を指して方角を知るための重要な星となりました。
北斗七星は、柄杓の形をしているため、それを意味する「斗」の名が付けられています。日本では四三の星とも呼ばれました。
2008年05月07日
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