しし座
十二の苦行を行うことになった勇者ヘラクレス(ハーキュリーズ)の最初の冒険がこのネメアの谷の化け物ライオン(ネメアの獅子)の退治でした。ネメアの獅子とは、ネメアという谷に住み着き、人や家畜を襲いました。その獅子の皮は分厚く、さらにその皮膚の下に筋肉が変化して出来た甲羅があったと言います。
ヘラクレスは矢を撃ち、次いで棍棒で殴ったが毛皮には傷一つつきませんでした。困ったヘラクレスは、その獅子の体を三日間も締め上げ、ようやく仕留められました。ヘラクレスの十二の冒険で殺された者はすべて星座になることになっていたので、化け物ライオンは天にあげられ星座(しし座)となったと言われています。
ちなみにしし座には、多くの明るい恒星があります。ライオンの心臓とされるレグルス、デネボラ、アルギエバなどです。
ライオンの頭とたてがみの部分に当たるレグルス、アルギエバから、ラス・エラセド・アウストラリスにかけては、特徴的な「?」形を裏返した星の並びを形成しており、「ししの大鎌」と呼ばれています。また、ライオンの後部の房を表していた部分は、独立してかみのけ座になりました。しし座には明るい銀河が、たくさんあります。
古代バビロニア時代からある星座で、最も古くからある星座の一つらしいです。 ナイル川が毎年洪水を起こす夏の頃、太陽がこの星座にあったのでつけられました。古代エジプト人はライオンを崇拝していましたから。
つづく
2008年05月11日
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