2009年11月28日

マヤ文明とマヤ暦

マヤの人々は天体観測に優れ、非常に精密な暦を持っていました。一つは、一周期を260日とするツォルキンと呼ばれるカレンダーで、宗教的、儀礼的な役割を果たしていました。もう一つは、一年を365日とするハアブと呼ばれる太陽暦のカレンダーです。約52年で、ツォルキン暦とハアブ暦の組合せが一巡します。これをカレンダー・ラウンドといいます。紀元前3114年に置かれた基準日からの経過日数で表された、長期暦(ロング=カウント;Long Count)と呼ばれるカレンダーもありました。石碑、記念碑、王墓の壁画などに描かれていて、年代決定の良い史料となっています。この暦は次のように構成されています。

キン(1日)
ウィナル(20キン)
トゥン(18ウィナル、360キン)
カトゥン(20トゥン、7200キン)
バクトゥン(20カトゥン、144000キン)

ハアブ暦の閏については、そのずれを調整しませんでしたが、新月が全く同じ月日にあらわれるメトン周期(6939.6日)を把握していたことが、ドレスデン・コデックスやコパンの石碑に19.5.0.すなわち360×19トゥン+20×5ウィナル=6940キン(日)の間隔を記載することによって実際には季節のずれを認識していた可能性やパレンケの太陽の神殿、十字架の神殿、葉の十字架の神殿の彫刻に長期暦の紀元の記載とハアブ暦と実際の1年の値である365.2422日との差が最大になる1.18.5.0.0.(長期暦の紀元から約755年経過した時点)の記載があり、これもマヤ人が1年を365日とした場合の季節のずれを認識していた証拠とも考えられます。

では、マヤの人々は一年を何日と考えていたのでしょうか。かっては、現在通用しているグレゴリオ暦の365.2425日(400年間に97日の閏日)よりも真値に近い、365.2420日がその答えとされていました。これは、化学工学技術者のジョン・E・ティープルが1930年代に唱えた決定値理論と呼ばれる説で、アメリカのマヤ学の権威とされたエリック・トンプソンが認めたため、現在でも流布している説であるがその誤りが判明しています。実際に残されていた記録を探ると365.2421日(3845年間に931日の閏日)、365.2417日(3898年間に942日の閏日)といった日数が算出されています。

なおニューエイジ関連の書物ではマヤの長期暦は2012年の冬至付近で終わるとされ、その日を終末論と絡めた形でホピ族の預言が成就する、フォトンベルトに突入する時期としているものが多いです(2012年人類滅亡説)。

ラベル:マヤ暦 マヤ文明
posted by マネージャー at 14:46| 超古代文明 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月21日

太陽系を回っている惑星の中で、一番熱い惑星は、なんという惑星でしょう?

 さて質問です。

 太陽系を回っている惑星の中で、一番熱い惑星は、なんという惑星でしょう?

「太陽に一番近い水星ではないですか?」
「ブーッ!」
「え? 違うんですか?」
「答えは金星です。太陽に近い水星よりも、太陽から遠い金星の方が熱いんです」
「どうしてですか?」
「大量の二酸化炭素による温暖化によって、水星より熱いんですよ」
「ほお・・・・」
「かっての地球も同じだったようです。けれど生命が誕生し、二酸化炭素が石灰岩として地底に固定されたために、現在の地球になったといわれています。逆にいいますと、地球に生命が誕生していなければ、金星のような姿になっていた、という仮説もあります」
「・・・・」

 この説によりますと、地球では海が形成されたため、そこに二酸化炭素が溶け込みました。二酸化炭素はさらに炭酸塩として岩石に組み込まれ、地球大気中から二酸化炭素が取り除かれました。けれど生命が誕生し、微生物によって二酸化炭素の吸収及び固定が進まなければ、海が形成されたとしても、温室効果のため後に蒸発し消滅した可能性があります。

 その結果、海中ならびに岩石中の二酸化炭素が再び放出され、金星のような大気になっていたとも考えられます。

 さらに生命がなければ植物による光合成も起こり得ませんでした。結果、大気中に酸素が放出される事もありませんので、地球上に於いて冷却効果による寒冷化は起こりませんでした。もちろん、オゾン層も形成されないので陸上に生命が進出する事もありませんでした。

Venus-01.jpg

 二酸化炭素の固定に伴う大気中の二酸化炭素の減少は、多細胞生物が出現する古生代に活発になります。が、生命が地球上にいなければ、このような変化は起こりえませんでした。それどころか、現在に至るまで、金星のような大気を持ったまま何の変化も起こらなかった事も考えられます。このように、生命誕生がなければ、金星と地球はほぼ同じ姿になっていたとも考えられています。
posted by マネージャー at 16:36| 金星 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月18日

金星について

金星は、太陽系の第二番の惑星です。
大きさと重さは地球と、ほぼ同じです。
太陽、月の次に明るい天体です。
夕方や夜明けによく目立つので、宵の明星、明けの明星ともよばれています。

また金星には衛星(月のこと)はありません。1983年に金星に着陸したベネラ15号、16号の観測によれば、表面温度は470℃、気圧は90気圧にも達することがわかっています。膨大な量の二酸化炭素によって温室効果が生じ、地表温度の平均で400℃、上限では 500℃に達しています。

この温室効果のため、金星の地表は太陽により近い水星の表面温度よりも高くなっています。ちなみに、かっての地球も同じであったようですが、地球は徐々に冷えていき、二酸化炭素が石灰岩として地底に固定されたために、現在の地球になったといわれています。でも、地球の石灰岩の全てが二酸化炭素になると、地球も70気圧以上になります。あと、地球では海があるために二酸化炭素が溶け込んだことも、地球の二酸化炭素を減らした原因になりました。

また、地球に生命が誕生していなければ、金星のような姿になっていた、という仮説もあります。
posted by マネージャー at 09:37| 金星 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。